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プラセンタ注射を受けると献血できない!化粧品やサプリはOK

プラセンタ注射は、更年期障害や肝障害の治療薬です。栄養が豊富に含まれることから、アンチエイジングのために注射を受ける人も増えています。さまざまな効果はあるものの、プラセンタ注射を一度でも受けると、献血ができなくなるのです。

このページでは、プラセンタ注射を受けた人が、献血を制限された取り決めを紹介します。それについて、なぜ献血ができないのかという理由も解説。また、プラセンタが配合された化粧品やサプリメントは、献血に影響があるのかどうかも見ていきましょう。

プラセンタ注射を受けると一生献血できない

プラセンタ注射を受けたことがあると、献血ができません。プラセンタ注射に用いられているのは、ヒト由来のプラセンタエキスです。ヒトプラセンタを注射すると献血ができないことについて、厚生労働省が発表した文書を見てみましょう。

平成18年8月23日に開催された薬事・食品衛生審議会血液事業部会安全技術調査会において、ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤を使用した方の献血を制限する措置を日本赤十字社が実施することが了承された。

出典:ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用者の献血制限について|厚生労働省

日本赤十字社は、厚生労働省の許可のもと、ヒトプラセンタを注射したことがある人からの献血を制限しています。期間や回数の条件はないので、一度でもプラセンタ注射を受ければ、献血が一生できなくなるのです。

プラセンタ注射を受けると献血できない理由

CMでも呼びかけているように、医療用の血液は不足しています。それにもかかわらず、なぜプラセンタ注射を受けた人の献血を制限してしまうのでしょうか?その理由について解説します。

ヒトプラセンタは難病の原因になる可能性がある

人間の胎盤のなかには、「変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)」の原因が潜んでいる可能性があります。そのため、プラセンタ注射を受けた人は、vCJDに感染しているかもしれないのです。

vCJDは深刻な脳の疾患で、細菌やウイルスではなく、特殊なタンパク質によって引き起こされます。このタンパク質の有無を発症前に検査する方法が、2018年現在では確立されていません。献血の際にも、vCJDに感染しているかどうかをすぐに判断する方法がないのです。加えて、vCJDを発症すると治療法がありません。

これらの理由から、プラセンタ注射を受けたことがある人は、一律に献血を制限されるのです。

重大な副作用の報告はなし

上述の内容から、プラセンタ注射の安全性が気になる人もいるかもしれません。しかし、vCJDをはじめとした、重大な病気の発症は報告されていないのです。ウイルスや細菌が混入しないよう、厳密な管理のもとで製造されているので、安全性は十分に確保されています。

ヒトプラセンタ注射を受けた人が献血を制限されるのは、あくまで万が一に備えるためなのです。

プラセンタの化粧品やサプリは献血に影響しない

献血ができなくなるとはいえ、年齢肌に悩んでいる人にとって、プラセンタの美容効果は魅力的でしょう。プラセンタが配合された化粧品やサプリメントなら、献血には影響しません。同じプラセンタでありながら、プラセンタ注射と異なるのは、摂取の方法と成分の原料です。

化粧品やサプリメントは全身への影響が少ない

スキンケア用品は肌に直接つけるため、全身への影響が少ないといえます。また、プラセンタサプリやドリンクも、血液に直接注入するわけではありません。そのため、注射薬に比べると、プラセンタの化粧品やサプリなどは、体が吸収する成分は少ないと考えられるのです。

注射とは成分が違う

化粧品やサプリメントに含まれているのは、ヒトではなく豚や馬のプラセンタです。いまのところ、献血が制限されているのは、人間の胎盤を原料としているプラセンタのみです。そのため、ヒト以外の動物を原料としたプラセンタを摂取していても、献血はできます。

これらの理由から、プラセンタの化粧品やサプリメントを利用していても、献血を希望できるのです。

まとめ

プラセンタ注射を一度でも受けると、献血が一生制限されてしまいます。プラセンタ注射に使われるヒト由来のプラセンタエキスには、難病の原因であるタンパク質が含まれている危険性があるのです。とはいえ、プラセンタ注射について、いまのところ副作用の報告などはありません。ヒトプラセンタの安全性は十分に高いといえますが、万が一のために献血は制限されているのです。

プラセンタは化粧品やサプリメントにも含まれています。しかし、これらの製品を使っていても、献血はできます。なぜなら、化粧品やサプリメントは、注射薬に比べて全身への影響が少ないからです。また、化粧品などに含まれているプラセンタは、ヒトではなく豚や馬といった動物が原料です。これらの理由から、献血が制限されているのは、プラセンタ注射のみとなっています。