「インスタ映え」という言葉が流行ってもうずいぶん経ちますが、見栄や嘘などは普通に健在です。
もちろん見栄が悪いわけではありませんし、汚いものよりは見栄えの良いもののほうが見てて気分がいいわけです。
ただ何事もほどほどというのもあります。
- 原形をとどめない加工
- さりげない高級品見せ
- 有名人と知り合いアピール
- 筋肉見せたがり
- 必殺!他人のインスタパクリ
などなど・・・
そこで今回はインスタの見栄や嘘についてのエピソードを募集しましたので、10名の方のインスタあるあるアンケートの結果をお知らせします。

「インスタ」見栄や嘘
30代女性:ゆうこさん
インスタでは、本当の自分の生活を見せるかよりも、どれだけ写真映えするもので生活しているかが大切になるので、自分が普段利用している物でも、色合いを少し加工して可愛く見せたり、おしゃれに見えるようにしてしまいます。 また、映っていては綺麗ではないものなどは、写真を切り取って見せたり、自分の写真であっても、自信のある部分だけを見せて、自分の自信のない部分は絶対に見せません。 うまく写真が撮れるように、何度も取り直したり角度を変えたりして、良いものが撮れるまで頑張ります。 インスタは本当の生活を映しているのではなく、「自分自身がこんな生活がしたい」「こんなものに囲まれて生活できたらな」と思っている物を映していることになります。
40代男性:ちゃんまんさん
友達のインスタを眺めているとたまにあるのがさりげなく高級品を写真に紛れ込ませているという写真です。 とくにその高級品やブランド品については触れておらず、普通の写真としてあがっているのですが、なぜかさりげなくその人の持ち物的な感じで写っているというわけです。 たまたま写っている(例えば時計や眼鏡といった普通に付けているもの)なら個人的には気にもなりませんが、それ意図的にそこに置いてるだろう的なのは見てしまいます。 あとは筋肉を見せたいのかタトゥーを見せたいのかわからないのですが、なぜか裸に近い状態に無理やりなっている男性もたまにいたりします。その他には知名度の高い人とをやたらと紹介したりして自分はその人と知り合い的なアピールが多い人も見かけます。
20代女性:かるさん
友達に私の撮影した写真を勝手に投稿されたことがあります。 旅行後に友達と食事に行った際、リクエストされたため旅行の写真を友人に見せていました。その中にとてもきれいな星空の写真があり、友人に欲しいとお願いされました。 自分が撮った写真をたくさん褒めてくれ、気に入ってくれたのがとても嬉しく、迷わず送付しました。すると、数日後あたかも自分がその場に行ったかのように友人が私の送付した写真を使用し、インスタへ投稿していました。 インスタ映えのために非常識な行動を取る人の例を今までニュース等で散々見たことがあったので、知っているつもりではいましたが、人の写真を利用してまで嘘の投稿をするのには驚き、とてもショックを受けました。 また、私自身も後日その写真をインスタに投稿しようと思っていたのに、その友人に先を越されてしまったため、投稿することができませんでした。

30代女性:たこしさん
毎週どこかに出かけたり、外食を頻繁にしていることをよくストーリーに上げている友達がいます。見ているととてもうらやましいですし、よくそんなに出かけるお金があるなとびっくりしてしまいます。 一方の私は、出不精ですし節約をしているので、なかなか出かけることはありません。たまに外食でおしゃれなお店に出かけても、外出する頻度が低いことを知られるのが恥ずかしくて、アップできないことがあります。 もし、外出するごとにストーリーを上げているとすると、どのくらい頻繁に外出しているかが他人にばれてしまう、と心配しているのです。 そのせいで、海外旅行に行ったなど多い人でも普通なら年に1回か2回くらいだろうというような頻度少なめのイベントしかインスタにアップすることができません。
40代女性:たんちゃんずさん
友人の妹がかなり本気で出会いを求めていると聞き、SNSを始め婚活アプリにもたくさん登録して、積極的に活動しているが、自身の顔写真をかなり加工しているので、アプリ上で知り合ったあとに実際に会ったときのギャップがすごすぎて、嫌われてしまうのではないかと友人が心配し、妹さんのアカウントを色々と見せてくれました。実際はかなりぽっちゃり体型で、見た目も良いとは言えない感じでしたが、たしかにインスタなどにアップしている写真が本人かどうかもわからないくらいとても可愛くてスリムでした。 友人が心配しているのと同じ気持ちになり、少しくらいは受け入れられないのでは、と言うことになり、アドバイス的な感じで本人に友人と二人でコメントしました。 でも実物に近い写真を掲載しても誰も興味を持ってくれないのでまずは連絡を取り合ってある程度仲良くなり気が合うなと思ってもらえるまでは仕方がないということで、ぜんぜん違う写真を掲載し続けることになりましたが、まだ出逢いはないようです。
30代女性:jackyさん
インスタで、フォロワー数が1万人を超えているインフルエンサーの方、たまたま流れてきて投稿も面白かったのでフォローして見ていました。 美容系のお仕事をされているようで、毎日キラキラと美しい格好、さっぱり片付いたオシャレなマンションの一室(生活感がなくものが全然ない)、高級そうなディナー…などなど華やかな写真がずらり。 羨ましいなあなんて思って見ていたのですが、のちに私の同僚の男性がその方と数ヶ月前までお付き合いしていたことが判明。 こんなに身近で、とかなり驚きましたが、それより驚いたのはその方の私生活の実情!同僚によると、家の中はいつも散らかっているけどいるけど撮影の時は全部他の部屋や押入れに突っ込んだり、加工でいらないものは消したり。ディナーの写真も以前のものをさも本日かのように載せたり、そんなことが多々あると。同僚いわくその他にも、インスタでの様子とその方の普段の様子は「全然違うよ」と苦笑していました。

30代女性:れおたさん
友人のママ友の話ですが、インスタで毎日のようにおしゃれなランチや旅行や、高いもののお買い物やホテルの宿泊などを投稿している人がいて、すごくお金持ちなのかと思っていました。 しかし他のママ友から聞いた話によると他の人のインスタから写真をパクって自分が優雅な暮らしをしているように見せているだけで、実際は毎日のようにパートしていて市営アパートに住んでいるそうです。 また、旦那さんも仕事が続かないタイプで日雇いなどをして働いているとのことでした。 同じ園に通っているので、あきらかにそんな生活をしていないと分かるのですが、そのママ友には程よく距離をとりつつ、その話題には誰も触れないようにしているようです。その話をきいて憧れの生活をインスタの中だけでも叶えたったのかなと同情しました。
20代男性:たなかさん
20代後半ともなると、見栄や嘘などが透けるわかりやすい投稿はしなくなる傾向にあると思います。 全体的な投稿頻度が低くなる中、まわりから一目置かれたいがために意識してしまうのは「投稿頻度」です。特に久しぶりにインスタグラムのストーリーを上げた時。あたかも「日々楽しすぎて投稿する暇もなかったけれど、せっかくだからたまには載せてみよう」くらいの余裕を感じさせる曖昧な内容を投稿します。 嘘なわけではないし、誰に向けたとかでもないのですが、なんとなくたまにのふんわり投稿のほうが逆に充実感がそれらしく際立つ気がします。 友人が久々の投稿で、センスの光るしかしいい意味で目立ちすぎない投稿をしているのを見ると、「やってんなぁ」と思ったりするわけです。

30代女性:ちいかわさん
私の高校時代の友人が、ストーリー機能を使って、見栄っ張りをしていました。 いつもは軽自動車に乗っている彼女ですが、何故かBMWの3シリーズ(ホワイト)の写真を掲載していました。 「相棒」と文字を入れて、ナンバーを隠しています。 私は純粋に、「良い車買ったな〜」「すごいな」と思っていました。 しかし、翌月会った際彼女が乗っていたのは、いつもの軽自動車です。 BMWのことを聞くと、代車だったとのこと。 偶然にも車検の時、車屋さんにそのBMWしか空きがなく、代車として貸し出してくれたようです。 その話を聞き、偶然代車に高級車が来たからと言って、自分の車のように自慢する彼女に対して哀れな気持ちになりました。 わざわざ勘違いさせるような真似をしてまで、高級車がステータスだったのだと思うと、何故か切なくなりました。
30代男性:NEMさん
キラキラしたSNSの印象をお持ちの人が多く、実際そういった投稿が多いのも事実です。 自分も、お洒落なアカウントを目指して随分と見栄を張っています。例えばコーデの一部を載せるとき、ブランド物のお洒落なバッグやグッズを友達からその場で借りて写真を撮ったりしています。普段はあまり行かないようなお洒落なお店や場所にもインスタに載せるがために無理して行っている時もあります。恐らくインスタというSNSがなければ無縁の場所だったことでしょう。 しかしそのお陰で趣味の幅が増えた感もありますがので、そういった意味では感謝しています。 多分ですけど、結構な人が自分と同じような経験があるのではないかと推測します。しかし、それを永遠と続けていくのはどこかで限界が来ると思うので、早めに見栄を張るのはやめようかなとも考えています。


「インスタ」見栄や嘘:まとめ
インスタで嘘を盛ったり見栄を張るのはよくあることですが、ある意味ゲームのアバター感覚で自分の理想の姿を映し出す場所がインスタグラムなのかもしれません。
でもやはり見栄も嘘もほどほどに・・・・です。
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