
同じような場面でも、普通の人にとっては何でもないような事が、あがり症の人にとっては我慢できない程の緊張感でいっぱいになってしまう事があります。
あがり症だと、仕事でも失敗が続くようになり自信をなくしてしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、あがり症の人の特徴や悩みなどをテーマに、仕事の選び方や改善方法などをご紹介していきたいと思います。
あがり症で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
あがり症とは?
それではまず、あがり症とはどのようなものなのか?という部分から解説していきたいと思います。
あがり症とは、別名として「社会不安障害」とも呼ばれています。
あがり症の人は、人前で話す事に極度の緊張感を伴い、仕事ではプレゼンや発表などの場面になると緊張してしまい普通に出来なくなってしまう状態になってしまうのです。
あがり症の症状としては、下記のようなものが挙げられます。
- 人前で話そうとすると顔が赤くなる
- 頭が真っ白になる
- 人前でうまく話す事が出来ない
- 緊張すると呼吸が浅くなる
- 人前で話す震えたり変な汗をかく
このような症状が酷くなると、日常生活でも支障が出るようになってしまうケースもあるのです。
あがり症の人の仕事別の悩みとは?
では次に、あがり症の人の仕事別の悩みをご紹介していきたいと思います。
あがり症:ダンサー
まずは、ダンサーの場合です。
あがり症の人でも、ダンスが好きでどうしてもダンサーとして活躍したいと思う人もいますよね。
実際にダンサーとして働く上で、あがり症の人が抱える悩みとしては、「人目が気になる」「失敗する事への恐怖心」などが挙げられます。
あがり症の人は、過去のトラウマをいつまでも抱えてしまうケースが多く、その結果自己肯定感が低くなり失敗に対する極度の恐怖心を抱えてしまう事があります。
その結果、人の目が異常に気になり実力を発揮できないという事が起こりやすいのです。
あがり症:ネイリスト
2つ目は、ネイリストです。
ネイリストは、一見お客さんと1対1なので悩まなそうなイメージがあるかもしれませんね。
しかし、あがり症の人の中には自分の行動を注目される事が苦手な人もいて、指先にお客さんの視線が集中するネイリストは、それだけで緊張してしまい手が震えてしまう事もあるのです。
そのため、ネイルに集中できなくなり仕事が続かないケースがあります。
あがり症:教師
そして3つ目は、教師です。
あがり症の人の中には、教師を目指す人もいると思いますが、あがり症の人が悩みやすい職種とも言えます。
人前で緊張してしまうあがり症の人は、生徒の視線が自分に集中する場面で赤面してしまい、声が出なくなってしまうケースがあります。
また、大勢の意見をまとめる事が多いため、ある程度瞬時に決定する決断力も必要になりますが、あがり症の人は失敗する事を極端に怖がる傾向があるので、このような場面が多い教師の仕事では悩むことが多いのかもしれません。
あがり症の人の仕事の選び方
では次に、あがり症の人の仕事の選び方について解説していきたいと思います。
あがり症の人が仕事を選ぶ際は、まず何よりもあがり症の特徴を踏まえた上で選ぶ必要があります。
「人目が気になる」「失敗への恐怖心」などが強い場合は、それらの要素が少ない職種を選ぶ事が重要です。
おすすめは、淡々と1人で作業する事が出来るキッチンなどの裏方の仕事や、作業内容が固定されている工場などの仕事が良いでしょう。
あがり症の改善方法はある?
それでは最後に、あがり症の改善方法について解説していきたいと思います。
常に最悪の事態を想定して備えておく
まず1つ目は、常に最悪の事態を想定して備えておくという事です。
あがり症の人にとって、失敗する事が何よりも怖い事ですので、万が一失敗したらどうなるのか?という事を想定して、そのような事態に備えておくと恐怖心が和らぐ可能性があります。
失敗した時の事が想定できないと、あがり症の人にとっては恐怖でしかありませんが、ある程度想定出来ていれば、心に余裕が生まれます。
あがり症改善プログラムを利用する
2つ目は、あがり症改善プログラムを利用するという事です。
あがり症は、自分で改善する事が難しいというイメージがありますが、実は「あがり症改善プログラム」というものがあるのです。
あがり症改善プログラムは、大切な場面で失敗してしまう人が人前で落ち着いて話せるようになるようにプログラムされたものです。
あがり症に特化した内容なので、あがり症ならではの悩みに沿って徐々に改善していけるようになっており、自分だけで改善するのは難しいと悩んでいる人にとって解決の糸口になるはずです。
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あがり症改善:まとめ
さて今回は、あがり症の人の特徴や悩みというテーマで、仕事の選び方や改善方法について解説してみました。
あがり症は、仕事をする上で悩んでしまう場面が多いため、何とか改善したいと思っている人は多いでしょう。
今回は、あがり症を改善するための方法もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。